
Introducing Our First Collection
Designed by Lichen in New York,
Crafted by Karimoku Furniture in Japan
CMPT by Lichenは、都市生活のリズムに寄り添いながら、
暮らしの変化と共に進化していく家具ブランドです。
都市における暮らしーーー都市の“住まい”に求められる家具のあり方に根ざしています。
このブランドの核は、「可動性」「収納性」、そして何よりも「モジュール性」にあります。それぞれのアイテムは、ワンルームマンションから広大な邸宅まで、多様な暮らしの形に柔軟に対応できるようにデザインされています。
「CMPT」という名前は、“区画”や“仕切り”を意味する英語「Compartment(コンパートメント)」に由来しています。この言葉は、構造物や容器の中にある、小さく分けられた空間を指します。私たちは、この“分けられた空間”という考え方に加え、たとえ分かれていても、ひとつのまとまりとして機能する──そんな関係性にも着目しました。
たとえば、AppleBox は単体でも機能する一方で、Glass CMPT Tableと組み合わせることで、ひとつの完成されたかたちとなります。メディア収納ユニットも同様に、単体での使用はもちろん、暮らしの変化に応じて複数台を積み重ねることができます。また、キッチンアイランドとしても、オフィスのワークテーブルとしても使えるユニットには、下部にスツールがすっきりと収まる設計を施し、空間を無駄なく活用できるようにしました。
CMPT by Lichenのすべてのアイテムには、それぞれ“相棒”とも呼べるような組み合わせのパートナーが存在します。デザインのプロセスでは、ひとつのアイディアがいつも「もうひとつのアイディア」と対をなすかたちで展開されていきました。


PROCESSこのコレクションでは、収納性やモジュール性、
そして快適性についての探求を、さらに深めていきたいと考えています。
カリモク家具との協業を通して、日本の木工家具を牽引するメーカーならではの厳格な品質基準と、細部にまで宿る丁寧なモノづくりの姿勢に触れる貴重な体験となりました。

プロトタイプ開発に取り組むカリモク家具のエンジニアたち。


なぜ苔は樹木と共生するのか同じように、Lichenとカリモク家具は異なる存在ですが、同じ生態系に属してしています。私たちは、実践としても、デザインとしても、そしてビジネスにおいても創造性と文化交流を大切にしています。カリモク家具は、私たちの視点を尊重し、彼らの「ハイテク&ハイタッチ」という哲学とモノづくりの力を通じて、パートナーとして共創する場を与えてくれました。CMPT by Lichenは、対話と歩み寄りを重ねてきた旅であり、このプロジェクトがこれからどこへ向かうのか、私たち自身も楽しみにしています。

CMPT Collection 01
Designed by Lichen in New York,
Crafted by Karimoku Furniture in Japan

COLLECTIONLichenとカリモク家具は、2025年の北米最大級の現代家具見本市であるThe International Contemporary Furniture Fair(ICFF)にて、「CMPT by Lichen」のコレクションを初公開しました。
ニューヨークの感性と日本の高度な製造技術を融合させた家具ブランドを発表しました。


Lichenとカリモク家具は、ICFF 2025にてコラボレーションブランド「CMPT by Lichen」を発表しました。Lichenがキュレーションを手がけた展示「CMPT 01 by Lichen for Karimoku」では、都市のコンパクトな生活空間から広々とした邸宅でも、様々な空間に馴染むようデザインされた木製家具コレクションを紹介されました。この展示では「CMPT by Lichen」のローンチを起点に、限られた空間における、家具の機能性と美意識をいかに調和させるかを探求し、表現しています。




